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言語は言語でも違う言語の畑って?

2020年2月4日

 

こんにちは、 まめてっく(@mame_ptamago)と申します! 私は、もともと超文系の道を歩んできました。

 

学生の頃から国語や英語、暗記するだけの歴史、生物などの科目が好きでした。覚えるのが苦ではないのは学生時代が終わってしばらく経ってからもそれほど代わりません。しかし、算数や数学、物理や化学などは努力しても報われる結果はあまり出ず、理系の科目は私の人生には縁がないものだと考えていました。

 

そのため、社会人になっても仕事では日英の社内通訳・翻訳、外資系航空会社で日英韓を使った事務、そして英語教師、日本語教師、その後韓国語がもっとできるようになってからは仕事でも日韓翻訳や翻訳された日本語のチェックなど、とにかく言語といっても自然言語ばかりを使って生きてきてこの道を歩んできました。

 

なので、プログラミングやITなんて私には一生関係のない世界だと完全に思っていました。

 

それがある時、職場にIT系の方がいてこんなことを言ってたのが聞こえました。

 

「まめてっくさんは、人間の言語を扱ってるけど、私はコンピュータの言語を扱ってるんですよね。」

 

「えっ?コンピューターの言語? コンピューターに言語なんてあるの?あんな記号と数字の集まりにしか見えないものが?!」

 

この言葉が私の心に留まり、それからプログラミング言語が「言語」として気になるようになりました。

 

 

なぜプログラミングか?

このように国語、英語、韓国語、日本語と自然言語の畑だけ渡り歩いてきた私。 元々語学が好きで「言語」と聞くと、詳しく知りたくなってしまって仕方がない私。早速

 

「プログラミングって何?」

 

という素朴な疑問を解くべく、調べて始めました。「言語」というからには、私が今まで歩いてきた自然言語の世界となんらかの共通点があると思ったのです。

 

ところが、調べ始めてみると、同じ「言語」は「言語」でも、私が今までいた畑とは全然違う畑であることがすぐにわかりました。

 

 

自然言語とは違うところ

自然言語は、言語にもよりますが例えば日本語などの場合は曖昧さがある程度許されます。文を途中まで言いかけて止めて、後は聞き手に察してもらうこともできます。例えば、次のような場合です。

 

A:明日、一緒に映画見に行かない?

B:明日はちょっと...。

 

Aさんが、日本で生まれ育った人なら、

 

「明日はちょっと?! ちょっと何?!」

 

と聞き返すことはせず、

 

「明日は都合が悪いんだな。」

 

と察して明後日を提案するなり、Bさんの都合のいい日を聞くなりするはずです。そして、それでも断られるようなら「都合」以外の何か理由があると考えて、それ以上は誘わない人もいるとおもいます。

 

一方でプログラミング言語、、、と言ってもまだまだ私がかじったのはHtml、CSS、 Ruby、JavaScript、そしてRuby on railsぐらいですが、

 

曖昧さ

相手に察してもらう

 

が、全然まったくちっとも!通用しません。コードを途中まで書いて「後は察してね」と言うがごとく実行しようものなら・・・たちまちエラーの嵐となって帰ってきます。

 

このようなエラーの嵐に出会うと愕然とせざるを得ません(汗)。

 

自然言語との共通点

一方、共通すると思えることもあります。

 

これは、自然言語を扱っていた時に思ったのは次のようなことです。

 

「言語は手段である。それを学んでどうするか、その先にあるものを見つめなきゃ!」です。

 

つまり、英語や韓国語を学んで使えるようになっても、所詮それはコミュニケーションの手段であるので、それを使ってどんなコミュニケーションをしたいのか、どんな仕事がしたいのかが重要である、ということです。道具ばかりを学んでも、、、って感じですよね。

 

そして、これはプログラミング言語にも当てはまるということがわかりました。

 

プログラミング言語は「道具」であるので、その道具を学んで使えるようになった時に、どう使いたいのか? 例えばHtmlとCSSとRubyや、Ruby on Railsを学んだとします。それらを使って、どんなアプリケーションを作りたいか? そしてそれはどんなサービスに繋がるのかということです。

 

きっとこれが重要なのだと思います。まだまだプログラマーとかエンジニアとは呼べない自分自身ですが、プログラミングを学び、それが使えるようになったら何がしたいか・・・?!

 

とりあえず、今の実力と釣り合ってなくてもいいので、理想とか目標のようなものはあった方がいいと思いました。

 

また、自然言語、特に外国語は文法と単語だけあれば使えるようになるのではなく、常に実際に使うということを心がけておかないとなかなか自分のものになりません。プログラミング言語もやはり同じで、本や講座などでいくら勉強しても実際にエディタやターミナルを立ち上げて手を動かさないと使えるようにはなりません。

 

本を読んだりレッスンやセミナーを受けて「知識を蓄積」する。そして、実際にエディタやターミナルを立ち上げて「得た知識を運用する」。まさにこれだと思います。

 

 

なにはともあれ学習して手を動かして

そして、実際に本や講座などで学んで、手を動かしたらわかるのが、

 

学んだ通りに行くことばかりではない。

 

ということです。これは、自然言語でも、例えば教科書の英語のように、

 

A: How are you?

B: Fine Thank you and you?

A: I’m fine. Thank you.

 

英語圏では1年しか生活したことがない私ですが、実際の会話が一字一句全くこれと同じではないのときっと同じだと思います。

 

そのため、最初はエラーの嵐が吹き荒れてたり読んだ本の通りに進まなかったとしても、地道にひとつずつやって行かなきゃ、、ですね!

 

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自然言語オンリーの畑からプログラミング言語の畑へ。新しい畑での泣き笑いをブログにしてみました。

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